オフもまじめに励みます-。阪神マット・マートン外野手(29)が22日、大阪市内で信仰するキリスト教関連イベントに出演。オフは母校ジョージア工科大で練習する方針で、同校の先輩でメジャー屈指の強打者マーク・テシェイラ内野手(30=ヤンキース)との合同トレの可能性も浮上。さらに自身のヒット映像を集めた「214安打DVD」で復習して、2年連続の安打量産に向けて準備する。

 故郷に、さらなる進化のヒントがつまっている。マートンが、オフの練習方針について口を開いた。米ジョージア州アトランタの母校ジョージア工科大で自主トレーニング。母校には野球選手ならばよだれが出るような環境が整っている。母校は、多くのメジャーリーガーを輩出する名門。7年連続30本塁打以上、100打点以上を記録したヤンキースのテシェイラも同校の先輩だ。マートンは「他の選手と一緒にやれることはプラスになる。ジョージア工科大にはスポーツトレーナーがいるので、その指導を受けてやっていく。テシェイラと練習を一緒にすることは少ないだろうけどね」と笑ったが、同じ場所で同じ時間を共有することは大きな財産になる。また後輩でオリオールズ正捕手マット・ウィタースはトレーニング仲間。メジャーリーグ最新の潮流に触れることも大きな刺激になる。

 もちろん反省と研究も怠らない。米国には球団スコアラーが編集した「214安打DVD」を持っていく。「家に戻って2010年をじっくり振り返る。何が必要かを考えたい」。試合中でも投手の特長をノートに書きつけたほど研究熱心な男は、米国アトランタの自宅でもじっくりと復習して、来シーズンに備える。

 今季は1ゲーム差で優勝を逃し、CSも巨人に連敗してファーストステージで敗退。214安打男は「最後は思うような結果にならなかったが、チームはいい方向に進んでいる」と、来季の巻き返しに自信を漂わせた。「オフの目的は、ケガの防止や技術の向上もあるけれど、一番は1年間戦えるスタミナを養うこと」。母国で新しい発見や知識を吸収する構え。さらにたくましくなってプロ野球新記録を樹立した今季以上の活躍を狙う。【益田一弘】

 [2010年10月23日11時24分

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