今季、国内FA権を取得した横浜村田修一内野手(29)が、球団からFA権を行使しなかった場合の来季年俸として2億6000万円(金額は推定)から微減の提示を受けた。1日夜に秋季キャンプ中の奄美大島で加地社長らと交渉。村田は「今のタイミングで手を挙げるのがベストなのか、いい成績を残したタイミングで挙げるのか」と言いつつ「他球団の話を聞いてみたくないと言えばうそになる」と話し、依然としてFA権行使が濃厚な状況に変化はない。佐藤常務は「時間はかかるかもしれないが本人の考えを尊重したい」と話した。

 [2010年11月3日9時12分

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