ソフトバンクの秋季キャンプで育成入団テスト中のジョナサン・プレフカ投手(26=米独立リーグ・ブロクトン)はNBAを目指していた!?

 この日、ケース打撃に登板。のべ9打者に対し、44球を投じ安打性は2本だったが、けん制やクイック投球などピッチング以外の面で課題を露呈してしまった。

 高山投手コーチは「野球経験が少ない選手だからね。のびしろがある部分と、年齢的なことなど総合的に判断したい。もうちょっと見てね」と説明した。

 プレフカは高校では野球をやっていたが、テキサス工科大ではバスケットボールがメーン。野球をやっていたのはオフ期間1カ月弱だったという。目指すはNBAだったが、身体能力を評価するエンゼルスから06年ドラフトの47巡目で指名された。

 王会長らから角度のある投球が評価されている右腕は「バスケットをやっていたから敏しょう性には自信がある。速いけん制とかもやれると思う」と、今後の巻き返しをアピールしていた。

 [2010年11月7日10時4分

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