横浜からFA宣言した内川聖一内野手(28)は1日、ソフトバンクへの移籍を正式に表明した。

 内川は、その場であっと驚く契約内容にも言及した。「4年契約で(総額)5億6000万円から13億6000万円の間での変動制。僕自身の成績でその幅の中で変動がある。それに見合った活躍ができればいい」。成績次第で最大で、実に8億円の差が生じることを明かした。

 「僕自身が九州出身。子供のころはダイエーが一番強いときだった」。大分出身で九州を最大の決断理由とした内川だが、変動幅の大きい条件も決断への大きな要素となった。「シーズン中はお金のために頑張るということはないが、終わったときにどれぐらい頑張ったのかを確認するには、出来高はやりがいがある」と話した。

 チームのため、自分自身のため、自らに課すのは来季の首位打者タイトル奪取だ。「チームの優勝が絶対条件だが、プラスアルファで僕のタイトルがついてくればいい」。両リーグでの首位打者獲得となれば、江藤慎一以来の、プロ野球史上2人目の快挙。「FAで行くからには相当の責任を持って、チームに入っていくことになる」。自らのバットで年俸も、名誉も手に入れる。

 [2010年12月2日7時40分

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