龍馬になるぜよ!

 巨人東野峻投手(24)が1日、来季は投手陣の若手、ベテランの橋渡し役になることを誓った。「(龍馬が)薩摩と長州を結び付けたように、僕も(投手陣の)ベテランと若手の橋渡し役みたいな役目ができればいいなと思います」。今季13勝を挙げ、名実ともに先発ローテーションの軸に成長した男が、龍馬生誕の地で自覚を示した。

 この日は、選手会長の内海とともに高知市内の一宮小を訪れ、給食、ドッジボールなどで交流を深めたが、訪問前に龍馬像のある桂浜へ移動。偉人の銅像を前に「僕ももう来年で7年目。いつまでも先輩に甘えていちゃいけない。内海さんの背中を追いながら、自分が引っ張っていくという気持ちも持っていかないと」と誓いを立てた。

 具体的なプランも頭に描いた。「やっぱりコミュニケーションをとって、お互いを知ることが大事だと思います。例えば食事にいって、いろいろなことを話したりですかね」と説明。自身が内海ら先輩に誘ってもらったように、後輩選手とラフな形で絆を深める重要性を説いた。

 選手会長の内海は、東野の姿勢を歓迎する。「将来的に、チームのリーダーになっていかないといけない選手。協力していきながら、どんどんやってもらいたい」と共闘を誓った。投手陣の精神的支柱でもあった豊田、藤田らが抜け、来季の投手陣は若返ることが予想される。中日、阪神ら強敵相手に立ち向かうために、東野扮(ふん)する“龍馬”が投手陣の結束を固める。【久保賢吾】

 [2010年12月2日7時43分

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