広島天谷宗一郎外野手(27)が3日、都内のホテルで行われた「ジョージア魂」賞年間大賞表彰式に出席した。8月22日の横浜戦(マツダ)で本塁打性の打球をつかんだ超美技を評価され、選考委員特別賞を受賞。壇上では、来季への決意を込めた。

 「自分もチームもすごく苦しんだシーズンだった。今年は記憶に残ったけど、来年は記録に残るプレーをしていきたいと思います」

 今季は開幕3番を張ったが、春先から打撃不振に陥り打率も2割4分5厘。守備でも、外野でゴールデングラブ賞受賞の広瀬と赤松に後れを取った。来季は「打率3割&ゴールデングラブ賞」に照準を合わせた。

 「(ゴールデングラブ賞の結果は)悔しい思いがあった。自分の力量を考えたらまだまだ。受け止めないといけない。打撃の数字を上げたい。3割をやってみたい」。課題の送球面を強化するため、秋季キャンプでも特訓を重ねている。選考委員の桑田真澄氏は「天谷君が普段頑張っているから、あの打球が来て、あのタイミングで捕れた」と激賞した。文句なしの記録を“ザ・キャッチ”するためにも、地道に鍛錬を積む。【酒井俊作】

 [2010年12月4日11時19分

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