勝利に貢献したプレーに対して贈られる「ジョージア魂」賞の表彰式が3日、都内のホテルで行われ、阪神城島健司捕手(34)が年間大賞を受賞した。トロフィーとジョージア製品1年分、賞金100万円が贈られた。選考委員特別賞は広島天谷宗一郎外野手(27)が受賞し、トロフィーとジョージア製品1年分、賞金30万円が贈られた。

 城島は、左膝の手術後初めて“姿”を現し、3・25開幕出場をあらためて誓った。3月27日横浜戦の延長11回サヨナラ本塁打で受賞。リハビリ中のため、約3分50秒のビデオレターで出演した。

 黒いウインドブレーカーを着た城島は「現在、自分は膝の手術をして、リハビリにあてています。これも来年の開幕、来シーズンにいいプレーができるための準備だと思っています」と説明。11月9日に手術し退院に際して、コメントで開幕戦出場を掲げているが、術後約1カ月が経過したこの日も変わりはなかった。

 1日には真弓監督が城島が開幕に間に合う可能性を口にしている。当初は全治6カ月で試合復帰は5月中旬と診断されていたが、リハビリの順調さを漂わせるビデオ出演となった。

 [2010年12月4日11時31分

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