ジョーで開幕ダッシュ!
阪神城島健司捕手(34)が、今日12日広島との開幕戦(甲子園)を前に11日、甲子園で最終調整。開幕戦の初球から144試合目の最後の1球まで同じ姿勢で臨むことを約束した。首脳陣も「(開幕が)延びたし、基本はスタメン」と、休場日を挟まずに連続で先発起用する方針を示した。
城島が、約束した。昨年11月の左膝手術をへて臨む新シーズン。開幕を翌日に控えて、プロとして1年を完走する決意を表明した。
城島
投手に1年間プロテクターを正対させて向かい合う。ファンであったり、ベンチと野球をしないで、あくまでも投手の手助けをする。そういう戦いが1年間、始まる。明日のピッチャーの第1球をキチッと捕るのは当たり前。144試合目の優勝も何もかかっていない、そういう時に投げる投手の最後の球をきっちり捕る。これが仕事。それだけは約束します。
左膝の1年間を通じたプレーに対する耐久力は未知数だ。ただレギュラー捕手として、どんな時もどんな場面でも投手と2人で打者に向かうポリシーを貫く。144試合目まで戦い抜く、腹をくくって出陣する。
覚悟を決めた城島に対し、首脳陣も起用方針を固めた。当初の3月25日開幕なら、最初の2カードは休養日を作って連戦を控えることが濃厚だった。しかし開幕が延期された上に、城島のコンディションが良好であることから、休養日ありきの起用法を変更した。
首脳陣が広島、中日と対戦する開幕からの2カード6連戦について口にした。
「状態を見ながらだが、(開幕が)延びたし、基本はスタメンになる」。
城島はすでに連戦テストを2度こなした。試合展開によって途中交代は視野に入るが、スタメンで連続起用する見込み。ベスト布陣が組めるチームが開幕ダッシュに成功すれば、大きなアドバンテージになる。
手術明けのプロ17年目だが、城島はこれまでと変わらない心構えで臨む。
城島
(過去と)差があったらいけない。ラインアップに名前がある以上はタイガースの代表。僕以外にも捕手はいるし、常にひとつのポジションを争っている。自分が痛い、かゆいを言ってマスクをかぶったら、他の捕手に失礼にあたる。
左膝手術後は「開幕戦に出ることが目標じゃない」とことあるごとに口にしてきた。1年間トータルでチームを勝利に導く。ジョーの2011年がついに幕を開ける。【益田一弘】



