「へ」の年!?

 今年もオリックスは岡田彰布監督(53)の独特のフレーズとともに開幕を迎える。チームは11日、京セラドーム大阪で全体練習。ナインのかけ声をBGMに、さっそく岡田節で意気込みを語った。

 岡田監督

 ドラフトを含め19人を入れた。去年の反省からある程度チームを変えないといけないというのがあった。若い選手もいる。キャッチフレーズになっている「新・黄金時代へ」、その「へ」のスタートの年。12球団で一番戦力的に変わったし、去年と違うチームを見てもらいたい。

 前身の阪急は70年代に3年連続日本一を果たし、黄金時代を築いた。球団ブランド一新で伝統を引き継ぎ、キャッチフレーズを「新・黄金時代へ」と当時の再来を期した。その道程で大切な1歩となる今季を「へ」と表現。「新チームをつくるだけでなく、優勝目指してスタートする」。朴賛浩ら19人を補強したチームの下馬評はBクラスがズラリ。「球場に来てへん評論家の予想は低いけどな」と話して、反攻の炎を大きくする。

 さらに岡田監督は「ベンチに足を使う選手、守り専門の選手を入れ、野球は変わる」と、野中、深江らの機動力を武器にすると予告。打撃練習を見届けると、以降は「ない、ない」と取材を受け付けず、戦闘モードに入った。昨季5位から何位へ?

 独特の感性と采配、言葉を持った指揮官の腕が鳴る。【押谷謙爾】