「5番目の男」はオレだ!

 阪神蕭一傑投手(25)が1軍のマウンドを懸け明日22日のウエスタン・リーグ、中日戦(ナゴヤドーム)で先発する。リーグ戦再開後は先発投手は5人で回すことが可能だが、現段階で1人不足。結果次第では、3年目の「ドラ1」が29日広島戦(福井)で1軍初登板、初先発の可能性が高まってくる。

 前回登板の16日の同ソフトバンク戦(鳴尾浜)で8回4安打1失点の好投。今季はファームで11試合に登板し3勝3敗、防御率はリーグ6位の2・88と安定した投球を見せている。今回は15日の同戦で先発した鶴とローテーションを入れ替わり、中5日で登板。その後、中6日で1軍で登板できる配慮がなされているだけにチャンスをつかみたい。

 鶴の他に左腕小嶋、下柳もスタンバイ。蕭一傑は、昨年9月に1軍初昇格を果たしたが、登板機会無いまま2軍落ちする悔しさを味わった。目の前のチャンスをつかめば、悲願の1軍マウンドが現実のものになる。