<楽天1-2ソフトバンク>◇28日◇Kスタ宮城
楽天の連勝が止まった。球団新記録の8連勝をかけた先発は、今季初登板の左腕長谷部康平投手(26)。力みからか制球が悪く、先制された直後の3回1死、小久保に対し4個目の四球を与えると、星野仙一監督(64)はスパッと見切りを付けた。白星街道を支えたブルペンを信頼し、得意の継投に入った。
土屋-山村-青山。危なげなくしのぎ延長戦に持ち込んだ。10回は当然抑えラズナーだが、監督が「少し疲れている」と心配していた通りボールが高く、先頭に四球から1死二塁とした。川崎、本多の左2打者に対する場面。ここで星野監督は左腕片山をぶつけた。執念継投で2死まできたが、本多に対し、平行カウントから内角直球を選択。左腕の制球力が最も問われるボールは甘く入り、決勝適時打されジ・エンド。投手に対する問いに、監督は「そうだな…」と返しただけだった。
「キチッとした野球をしなくては」。指摘したのは攻撃のミスだった。3回無死一塁のけん制死、8回無死二塁で送りバント失敗。いずれも聖沢だった。連勝の原動力はブルペンと小技、足技。楽天の強みを再確認し、仕切り直しの1敗としたい。【宮下敬至】



