<西武1-0日本ハム>◇28日◇西武ドーム

 日本ハム・ブライアン・ウルフ投手(30)の来日初完投は報われなかった。「チームが負けたので、満足できない」と悔しさをにじませた。6回、先頭の西武原に初球144キロのカットボールを右翼線に抜ける三塁打。続く中島に左犠飛を許した。「6回は初球をうまく引っぱられた。それ以外は自分の投球が出来た」と振り返るように、最速150キロ超えの直球と変化球の緩急を織り交ぜながらの好投だった。