ヤクルト宮本慎也内野手(40)が5日、発熱のため大阪市内の病院で、肺炎と診断された。同日の阪神21回戦(京セラドーム大阪)は欠場し、宿舎で静養した。9月29日の阪神戦から体調不良を感じていたが、この日の朝、熱が下がらず検査を受け、「1週間安静と言われましたが、熱が下がれば出るつもり」と話した。肺炎の症状は石川、久古にも起きており、シーズン終盤になってチーム3人目。帰京や登録抹消はせず、今日6日も治療を受ける。

 01年の優勝をただ1人知る精神的支柱を欠くマイナスは計り知れない。小川監督は「こればかりはしょうがない。本人は(7日の)広島戦からいくつもりみたいですけど。体力も精神力も目いっぱいやっている中で、抵抗力が落ちているのかも」と慎重に回復具合を見極める考えだ。