日本ハムのボビー・スケールズ内野手(34)が今季限りで退団する方向であることが30日、分かった。左足を骨折した田中賢介内野手(30)の穴を埋める形で、7月にチームに合流。出場10試合で3本塁打と、シーズン途中の来日にもかかわらず好スタートを切ったが、中盤から終盤にかけては相手のマークにも合い、低迷。80試合の出場で打率2割6分1厘、9本塁打、30打点で公式戦を終えた。守備にも不安を抱えており、球団は契約を更新しない方針。

 一方、先発ローテーションを任されているボビー・ケッペル投手(29)、ブライアン・ウルフ投手(30)はともに残留することが濃厚。今後は条件面など契約へ向けた詰めの作業に入る。マイカ・ホフパワー内野手(31)も、昨オフに2年契約を結んでおり、残留する方向だ。