西武菊池雄星投手(20)が“5番目の男”に浮上した。6連戦で5人の先発が必要になるCSファイナルステージに向け10月31日、渡辺久信監督(46)は石井一久投手(38)のセットアッパー固定を明言。これにより、5戦目に菊池が先発する可能性が出てきた。同監督は、まずベテラン左腕の起用について「そこ(中継ぎ)は外せない。右からも左からも三振が取れる」と断言。前日30日の試合では1点リードの8回無死一、三塁でマウンドに上がり、無失点で切り抜けてファイナル進出の立役者となった。連投をこなしていない不安などはあるが「それで打たれたらしょうがない」と心中する覚悟だ。

 そして石井一が消えた5枠目の先発は、菊池らが候補になる。渡辺監督は「若い人にも先発のチャンスが出てくるか?」との質問に笑みを浮かべ、選手名を挙げることはしなかったが「青写真はある」と話した。菊池はファーストステージ2試合ともブルペン待機していたが、ここまで出番はなし。それでもシーズン最終登板となった10月9日の日本ハム戦は6回1失点と好投し、指揮官も評価していた。

 ベテラン、若手の力を結集した大胆起用で今季5勝15敗4分けと大きく負け越したリーグ王者を食いにかかる。【亀山泰宏】