オリックス岡田彰布監督(53)が7日、T-岡田外野手(23)の“詐称疑惑”を暴露した!?

 秋季キャンプを体重108キロで迎えた主砲に「京セラ(ドーム大阪)のあそこ(電光掲示板)には95キロて出るやろ。13キロもサバ読んだらアカンわ」と指摘し「2ケタまでいったら体の切れ出てくるよ」と100キロ切りの減量を命じた。

 キャンプ2日目のT-岡田は個別に400メートル×5本と200メートル×10本のダッシュをこなし、下半身強化のウエートトレーニングに励んだ。岡田監督は「投手と同じ練習や。“特走”よ」と、顔をゆがめ、あごを上げて走る姿を見守った。

 足を引きずって帰った主砲の減量は宿舎でピークを迎える。夕食だけはご飯や麺類など炭水化物抜き。「野菜とおかずだけなんで、むちゃくちゃおなかが減ります」。選手仲間から「Tが隠れて食べてます!」とコーチ陣へ偽のタレコミをされるなど包囲網を敷かれている。すべては、16本と前年から本塁打が半減した主砲の輝きを取り戻すため。ファンの皆さん、差し入れは自粛しましょう。【押谷謙爾】