米大リーグ機構は28日(日本時間29日)、メジャー移籍を目指す西武の中島裕之内野手を、ポスティングシステム(入札制度)による獲得可能選手として全30球団に公示した。入札は東部時間12月2日午後5時(日本時間同3日午前7時)に締め切られる。

 西武石井一久投手(38)が、メジャー成功の秘訣(ひけつ)に通訳の重要性を説いた。入札制度で大リーグ挑戦した先輩として、中島にアドバイス。メジャー4年間で3人の通訳がついた経験から「日本人の考え方、感覚を分かっている通訳がいい。訳すだけしていればいいという人だと、周りから浮くし、足を引っ張られることもある。(中島には)チームメートだから成功してほしい」と願いをこめた。