楽天が早くも今オフ第4弾となるトレードを行うことが11日、分かった。ヤクルト橋本義隆投手(32)を楠城祐介外野手(27)との交換トレードで獲得する。青木がポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦するため外野手を手当てしたいヤクルトと、投手陣の層を厚くしたい楽天の思惑が一致した。近く両球団から発表される。
楽天は既に金銭でソフトバンク小斉、ヤクルト川島亮、交換で阪神上園を獲得した。これに、中継ぎ右腕の橋本が続く。小山、青山、片山の中継ぎ陣は屈指のレベルにあるが、現状では彼らを脅かす若手が出てきていない。プロ7年間で90試合登板と経験ある橋本を加えることで、チーム内競争を活性化させたい狙いもある。
この日、テレーロ、フェルナンデスと外国人2選手の獲得が発表された。課題の得点力アップへ層は厚くなったが、星野仙一監督(64)は満足していない。「巨人なんか、これでもか、これでもか、と補強をしている。それぐらい必要なこと。もちろん球団によって方針、予算はある。どんどん(補強費を)出してくれというわけじゃない。ただ、補強はもうこれでいいという妥協はできない」と強調した。
補強ポイントには、左の大砲、先発、抑えを挙げた。「純血は弱い」が持論でもある。外国人選手にさらなるトレードと、今後も打てる手は打つ。2年目の来季はCS出場が最低ライン。浮上へ向け、貪欲に補強を進めていく。
◆橋本義隆(はしもと・よしたか)1979年(昭54)12月6日、岡山県生まれ。岡山学芸館-中大-ホンダを経て04年ドラフト3巡目で日本ハム入団。08年1月に3対3トレードでヤクルト移籍。1軍通算90試合、5勝5敗0セーブ、防御率3・55。181センチ、81キロ。右投げ右打ち。家族は夫人と1女。今季推定年俸1200万円。
◆楠城祐介(くすき・ゆうすけ)1984年(昭59)1月27日、福岡県生まれ。小倉-青学大-パナソニックを経て08年ドラフト5位で楽天入団。外野手。10年に1軍デビューし4試合で9打数1安打。今季は1軍出場なし。177センチ、84キロ。右投げ右打ち。家族は夫人。父徹氏(60)は元西武捕手で現楽天編成部長。今季推定年俸1100万円。



