早くも火花バチバチだ。今季「ポスト川崎」を狙うソフトバンク明石健志内野手(26)が、オリックスからのトレードで3シーズンぶりに復帰する金子に「宣戦布告」した。

 争うイスは1つだ。川崎の移籍で抜けた遊撃手のポジションを、明石、3年目の今宮、外野手から転向を目指す福田、さらに新人の塚田ら若手選手も狙っている。実績では明石が1歩リードしているが、金子の加入でポジション争いはさらに激しくなる。「もちろん、負けませんよ。受けて立ちます」と明石は闘争心を見せた。

 ともに03年ドラフトで入団した同期。トレードの知らせを聞いた明石は一夜明けて早速、金子に「戻ってくるらしいな」と連絡を入れ、軽いジャブ?

 をかました。「85年(度生まれ)で盛り上げますよ」。同期のガチ勝負は絶対に負けられない。【前田泰子】