29日、06年2月9日に74歳で亡くなった藤田元司元巨人監督の七回忌法要が都内で行われた。法要に参列した桑田真澄氏(43)が「藤田魂」を継承する意向を示した。現役時代に背負った巨人の背番号18は、今季からFA移籍の杉内俊哉投手(31)が背負う。桑田氏は「僕がハタチ、21歳と一番厳しかったころ、藤田さんに『18番はそんなに甘いもんじゃないんだぞ。球界のエースナンバーだし、強くないと、18をつける資格がない』と言われたこと。今日(遺影の)笑顔を見て思い出しました。彼(杉内)には藤田さんの思いを伝えたい」と話した。評論家として宮崎キャンプにも訪れる予定で「杉内君に会うのが楽しみ。藤田さんは巨人の優勝を考えながら、球界のことを考えていた。だから、原監督の下、頑張ってほしい」と笑顔で言った。