広島梵英心内野手(31)が23日、広島・日南市内の日南総合運動公園野球場でリハビリを開始した。19日の紅白戦でスライディングをした際に、左膝に違和感を覚えていた。前日22日は打撃練習を回避するなど大事を取り、日南市内の病院で検査を受け「左膝の打撲」と診断された。数日間、患部の状態を確認しながら今後の方針を決める。

 3番打者構想にも影響が出かねない状況だが、野村謙二郎監督(45)は「痛めた箇所だから。本人はそこまで(重くない)と言っているが、シーズンが始まるまでに治してもらわないといけない」と慎重な姿勢を見せた。梵は昨年6月に左膝蓋骨骨挫傷を負い、52試合の出場にとどまっていた。