ソフトバンクの新外国人ウィリー・モー・ペーニャ外野手(30=マリナーズ)が、マー君撃ちで打撃開眼する。今日17日の楽天とのオープン戦(静岡)で、田中と対戦。対外試合28打席で14三振と“三振率”が5割に達した助っ人について、秋山監督は「変化球に対応しないと。日本の投手は真っすぐに自信があっても7割が変化球。ダルもそう」と指摘。力のある直球と多彩な変化球を持つ田中こそ、ペーニャが克服すべき投手の代表格で、指揮官も「そうだな」と最高のテストに位置づけた。
いきなりの難題。ただ、クリアすれば自信になる。16日は静岡・草薙球場での練習。フリー打撃を終えたペーニャは立花打撃投手コーチと三塁側ブルペンへ直行し、正面からトスされた球を1時間近く打ち込んだ。「日本は横から。それだとそっちに体が突っ込む。だから米国でのやり方にしたんだ。昨日の試合(15日楽天戦)でボールを迎えにいってたから、もっと引き込んで打てと言われたよ」。メジャー84発を放った米国式調整で修正。心配したカブレラも練習の助手を買ってでてくれた。
“トラの穴”から出てきたペーニャは表情もすっきり。「開幕まで何試合もあるわけではない。やることは分かっている。3月30日に合わせるだけ」。ここ9打席連続で凡退とことごとく変化球にやられているが、秋山監督は「練習では少しずつ確率が上がっている」と変化を認める。昨年19勝、防御率1・27、勝率7割9分2厘の楽天のエースを踏み台にできれば、スタメンの座はグッと近づくはずだ。【押谷謙爾】



