<オープン戦:ロッテ3-5西武>◇22日◇QVCマリン

 ロッテのエース成瀬善久(26)が3年連続開幕投手を託された。オープン戦最長の7回を投げ6安打2失点。試合後、西村監督は「開幕戦へ向けて十分でしょう。初回の四球はらしくなかったけど、開幕前の最後の登板だったから力が入ったのかな?」と合格点を与えた。

 キャンプ中から封印していたカーブを使い、強力打線を翻弄(ほんろう)した。2回の嶋、5回の中島は、いずれもカーブを見せた後のボールで三振を奪った。「カーブが思った以上に良かった」と、6回まで無失点の内容に効果を実感していた。だが、7回には直球が甘く入ったところを中島にとらえられ、逆転2ランを浴びた。「コースは良かったがシュート回転してしまった。インコースへきちっと投げ切れていない課題が出たので、開幕までに修正したい」と話した。

 三度目の正直で開幕勝利をつかみに行く。2年前は西武涌井、昨年は楽天岩隈と投げ合い、ともに好投しながらも7回に1発を浴びて逆転負けを喫している。今年は楽天のエース田中との対戦だ。「いいピッチャーだからロースコアになると思う。どんな形でもいいから負けない投球をしたい」と強い覚悟で挑む。【鳥谷越直子】