<阪神4-7中日>◇14日◇甲子園

 中日が連続スクイズに失敗した。3点差に迫られた3回無死一、三塁で小田幸平捕手(35)がスクイズを敢行。三塁走者はホームインしたが、小田が捕手への守備妨害とみなされアウト。一、三塁で再開し、代打平田もスクイズを試みたが小フライを投手に捕られ、一塁走者が戻れず併殺。無得点に終わった。小田の判定には高木守道監督(70)がベンチを飛び出し抗議。前回監督時にラスト采配となった95年6月2日、同じ甲子園で友寄一塁塁審のファウル判定に体を突いて退場となった因縁を感じさせた。