燃えるぜ。巨人原辰徳監督(53)が24日、火の国・熊本で、反攻の口火をメラメラと大きくさせる決意を語った。

 発端は松井秀喜だった。レイズと合意間近との一報に「それは吉報ではないかも」と、共に戦いたかったとばかりにニヤリと笑い、さらに「彼にとっては吉報ですね。日本球界にとっても、彼に火が付いたということは吉報」と喜んだ。

 さらに巨人の話題に移ると「明日から行くか!?

 まだ種火程度だからな。でも種火がないと大きい火にならない。脈々としたエネルギーの中に種火はある。ひと息吹き掛けるだけじゃ、大きくならないかもしれないが、ゆったり燃やしたい」と、打線全開を期待。直接指導したボウカーについては「彼も日本で苦しんでいる。苦あれば楽あり。何とか手助けして本来の姿に戻って欲しい」と話した。

 岡崎ヘッドは、バットを短く持つなど「全体にではなく、個別に提案している」と言う。「選手の引き出しを多くしてもらおうとね。オレも変わるんだ」と、指導者としての自身も含め、前進させると熱かった。「5位を狙っているわけじゃない」と同ヘッド。今日からの2連戦は、最下位攻防とは思えない熱い戦いになりそうだ。【金子航】