<楽天1-5ソフトバンク>◇17日◇Kスタ宮城

 ソフトバンク帆足和幸投手(33)が、移籍2年目でようやく移籍1勝目を挙げた。低めに変化球を集める持ち味を発揮し5回を3安打無失点。「僕にとって重い1勝だなと思います。5回までしか投げていないんですが、野手がみんなでつないでくれて、こんなゲームもいいなと思いました」。0-0のまま降板した直後の6回に2点を奪った打線に感謝した。

 4年契約で西武からFA移籍したが、昨季は期待に応えられなかった。左肩痛に悩まされ、登板したのは2回2/34失点で負け投手になった4月15日ロッテ戦の1試合だけ。故郷の福岡に戻ったのに、西戸崎合宿所でリハビリを続ける毎日。「住みづらいですね」と漏らすほどだった。

 背番号を「11」から西武時代から愛着がある「47」へ替え、心機一転。年明けからは肩の痛みもなくなった。キャンプはB組で焦らず調整。「肩は絶好調です」と自信を持って開幕を迎えた。先発ローテーションからは漏れたが、パディーヤの故障でチャンスをつかんだ。

 11年9月29日以来566日ぶりの白星。ウイニングボールには自ら、2番手以降の中継ぎ陣にサインを入れてもらった。「1つ1つ勝っていくことが恩返しになる」。帆足の野球人生が再スタートした。