日本ハム大谷翔平投手(18)は27日、プロ2度目の登板へ向けて広島市内のマツダスタジアムでブルペン入りした。変化球を織り交ぜ107球を投げ込み、課題とされているクイックモーションなどを入念に確認した。

 状態が良かったため、急きょ球数を増やした。「今日はセットポジションで投げた時のほうが良かったです」と、にっこり。黒木投手コーチも「セットからの変化球とか、課題と向き合っていた」と評価。ブルペン後はフリー打撃で柵越えも披露した。

 投手デビュー戦となった23日ヤクルト戦(札幌ドーム)では、5回2失点で勝敗付かず。雨天中止などで日程の変更がなければ、6月1日の中日戦(札幌ドーム)での先発が濃厚だ。