阪神中村勝広GM(63)が今秋のドラフト上位候補の日本生命・小林誠司捕手(23=同大)を直接視察することが30日、分かった。6月19日に阪神ファームと日本生命の試合が鳴尾浜で行われ、スカウト陣とともに訪れるつもりという。

 小林は強肩、強打の捕手で今秋のドラフト上位候補だ。阪神は、藤浪とバッテリーを組み超高校級の打撃力を誇る大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)をドラフト1位の有力候補にリストアップしているが、将来の正捕手候補は重要な補強ポイント。中村GMが直接視察することになったようだ。

 日本生命には小林の他にも投手で柿田、吉原、内野で井上、外野に小田とドラフト候補選手が複数いる。若虎との腕試しは実力を量る絶好の機会になりそうだ。