ソフトバンクがリーグ再開を見据えた「主力温存ローテーション」で交流戦を乗り切る。現在、摂津と大隣、寺原、武田の4人が故障などでリハビリ組。蓄積疲労の摂津については、12日ヤクルト戦(ヤフオクドーム)で出場選手登録が可能となるが、高山投手コーチは「状況を見て。目先のことも大切だが、後半戦のことも考えないと。難しい判断だが、できればそう(温存)したい」と慎重に語った。

 今日5日からのDeNA戦(横浜)は帆足と今季初先発となる新垣、8日からの中日戦(ナゴヤドーム)はパディーヤと山田が先発予定。基本的にはこの4人で交流戦の残り8試合を乗り切り、21日からのリーグ再開でリハビリ組を万全の状態でぶつけるわけだ。新垣は横浜への移動日となったこの日ヤフオクドームのブルペンで60球を投げ、「チームの状態はいいので、勢いを止めないようにしたい」と静かに闘志を燃やした。