<楽天1-2オリックス>◇7日◇Kスタ宮城

 連勝が7で止まっても、楽天星野仙一監督(66)はサバサバとしていた。「まあ、いつまでも続かんよ」と言葉を残し、クラブハウスへ引き揚げた。0-2の9回、オリックスの抑え平野佳を攻め、2死二塁で島内が左前打を放ち1点差に詰め寄った。だが、続く岡島が空振り三振。最終回の粘り及ばず、球団新記録の8連勝はならなかった。

 金子を打てなかった。7回まで投げられ、首位打者銀次の2安打だけ。6回には振り逃げと2四球で1死満塁としたが、マギーが遊ゴロ併殺。もらったチャンスを生かせなかった。攻略の指示は「甘い球は来る。その球だけ打つように」と、基本に忠実な打撃を求めた。1回、先頭岡島が2ストライクから3球ファウルで粘ったように、各打者とも指示どおり簡単には打ち取られなかった。7回で130球を投げさせ降板させたが、ここぞで1本が出なかった。平石打撃コーチ補佐は「直球を狙っても仕留めきれなかった。コントロールも良かった」と完敗を認めた。

 ただ、数字ほど完敗した感じは残らなかった。金子に2安打に抑えられたが、4四球も選んでいる。星野監督は「四球をきっちり取っているから。(好機で併殺の)マギーの日じゃなかったということ。金子も良かったと言えば、良かったね」と冷静だった。先発美馬が7回無失点だった収穫もある。切り替えて、また明日から。首位を独走する今、慌てることなく次戦へ臨む。【古川真弥】