巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏(39)が12日、8日間の滞在を終えて、自宅のある米ニューヨークへ戻った。紺のジャケットに白のパンツとリラックスしたスタイルで成田空港に登場。報道陣に対応することはなかったが、居合わせたファンに柔らかい笑みを浮かべていた。滞在期間中は21年ぶりに全国高校野球選手権(甲子園)を観戦。開会式や大会初日の3試合を見て「ここで経験したことは、その後の野球人生において非常に大きなエネルギーを生んだ。原点だと思う」と聖地の素晴らしさを再認識した。今後は3月に誕生した長男の育児に励みながら、年末には2年ぶりに故郷の石川県に帰省する予定だ。