<ソフトバンク5-0楽天>◇29日◇ヤフオクドーム
ソフトバンクがルーキー東浜巨投手(23)のプロ2勝目で2位ロッテまで1ゲーム差だ!
本拠地最終戦の先発マウンドを任され、6回途中5安打無失点と5投手による完封リレーを達成した。「何とか0点に抑えることができ、試合を作ることができたことは良かった」と、負けられない一戦で首脳陣の期待に応えた。
理想の投球を「10安打完封」という東浜らしく、3回から5回まで毎回併殺を奪った。3回1死から連続四球で一、二塁と自ら招いたピンチでは藤田をカーブで打ち取り、自らに向かってきた打球にあえてグラブを引っ込め、今宮に捕らせて併殺プレーにした。仲間の守備隊形、打球方向、強さをイメージしたクレバーな“守備放棄”だった。
CSの切り札に立候補した。ロッテ戦でのプロ初勝利から中5日で、楽天から2勝目。秋山監督も「ランナーを出しても粘ったということ。投げっぷりが良くなってきた」とべた褒め。この2週間で先発で白星をつけたのは、なんと東浜だけ。遅れてきた「ドラ1」は「前半戦思うように活躍できず、チームに迷惑をかけた。後半戦、CSでも投げられるようにしたい」と話した。
「チームを1つに」の思いを込めて、この2試合はマウンド後方に石灰で「sh」のロゴを刻んで2連勝。試合後、秋山監督は「残り5試合を全力で戦い、CSを勝ち上がり、日本一をとる」とファンにあいさつ。敵地での残り5試合にすべてをぶつける。その力水を東浜がつけた。【押谷謙爾】



