<ソフトバンク5-0楽天>◇29日◇ヤフオクドーム

 2年続けて最終戦セレモニーでハプニングが発生した。ソフトバンク秋山幸二監督(51)があいさつの最後に叫んだ。「今年も1人ずつ、意気込みを語ってもらいたいと思います!」。1年前の最終戦ではオリックス西にノーヒットノーランを食らい、あまりの悔しさから監督が1人ずつにマイクを握らせた。今年も同様の“スピーチ大会”が急きょ開催され、ファンは大喜びとなった。

 シーズンここまで活躍した選手、できなかった選手、それぞれが思いをはき出し、個性がにじみ出た15分間だった。途中加入ながら3勝を挙げている左腕オセゲラは「アノね、ゲラゲラデス」と裏声を使いながら場内を笑わせた。

 多くの選手は2位でのCS進出、そしてヤフオクドームでのファーストステージ開催を宣言。摂津が「今言えることは、もう1度ここで試合をするだけ」と言って拍手喝采を浴びれば、内川も「ファンの皆さんの前でCSができるように頑張ります」と誓った。

 最後は選手会長の本多があいさつし、全員でバンザイから指さしポーズで締めくくった。さあ、ラストスパート。チーム全員が残り5試合と、CSへの気持ちを強くしたマイクリレーだった。【大池和幸】