球団創設9年目で初のリーグ優勝を飾ったプロ野球・楽天の悲願の優勝パレードが、11月24日に実現する。宮城県や仙台市、地元経済界などでつくる「優勝応援委員会」は4日、星野仙一監督や選手たちが参加するパレード実施を決めた。

 コースの詳細はまだ検討中だが、仙台市中心部の青葉通りや、JR仙台駅と本拠地Kスタ宮城を結ぶ「イーグルロード」などが候補。11月上旬に正式発表する。同委員会は県民や企業から広く協賛金を募る。

 仙台商工会議所によると、昨年11月に札幌市内で優勝パレードを行った日本ハムを参考にして検討していくとしている。規模については「仙台で、できる限りの最大規模のパレードにしたい」と意気込んでおり、現在は警察や地元交通事業者と調整をしているところだ。

 仙台市内はこれまでも数回、パレードが行われた。05年1月には楽天「出陣式」で約1キロに3万人。06年3月にはトリノ五輪フィギュアスケート金メダルの荒川静香の凱旋(がいせん)に約800メートルに7万3000人。09年12月にはJリーグ・ベガルタ仙台が「J1昇格」パレードで約1キロに3万人。昨年12月にはロンドン五輪とパラリンピックの日本代表選手の「感謝」パレードで約470メートルに4万8000人が集まった。

 「最大規模」となる今回は、コースや距離によっては、数十万人が喜びを分かち合い、歓喜の紙吹雪が杜(もり)の都に舞う可能性もある。同商工会議所は「パレードが東日本大震災からの復興の弾みにつながれば。日本シリーズに進出し、地元をもっと盛り上げてほしい」と期待を込めた。