<コナミ日本シリーズ2013:巨人6-5楽天>◇第4戦◇30日◇東京ドーム
巨人の「シリーズ男」は寺内だ!
同点の7回1死一、二塁。寺内崇幸内野手(30)は思いっきり踏み込んで短くにぎったバットをシャープに振り抜いた。「落ちてくれ!
と祈る気持ちでした」。打球はふわりと上がり、右翼線上にポトンと落ちた。二塁走者の松本哲を本塁に迎え入れる決勝適時打。「打席に入る前に原監督から『思い切り踏み込んでいけ』と言われた」と、指揮官の耳打ち通りに値千金の一打を放ってみせた。
第2戦では楽天田中から寺内本人もびっくりのソロ弾で一矢報いた。「あれは、まぐれです。狙っても打てないんで」と、謙遜した。この日は「ラッキーでしたね。でも、ラッキーを自分で引き寄せられた」。CSファイナルステージでも広島前田健から決勝3ランも放ち、大フィーバーの予感はぷんぷん漂う。4回に頭部に死球を受け、ヒヤリとしたが「全然、大丈夫。問題ないです」と、お構いなし。寺内の存在感が日に日に際立っていく。




