ヤクルトをどげんかせんといかん!
新任の高津臣吾投手コーチ(44)が7日、愛媛・松山での秋季キャンプに初合流。人柄と面白トークで人気を博した現役時代さながらの「高津流コミュニケーション」で選手の心をグッとつかんだ。
過度の緊張感で張り詰めるブルペンの空気を新任コーチが変えた。硬い表情で投球練習する宮崎出身の赤川に「頑張れって宮崎弁で何?」と声を掛けた。きょとんとする赤川。周囲の「東国原さんのあれじゃないの?」との合いの手に「どげんかせんといかん、ですかね?」とつぶやいた。ちょっとずれた問答に、ブルペンが和んだ。「気を使い合うようでは100%の力は出せない。各地方の言葉を集めてコミュニケーションを取っていこうかな。それは冗談」と笑顔で方言トークの意図を説明。赤川も「人見知りなのでありがたかったです」と感謝した。
黄金時代を取り戻す決意を新たにした。真剣な表情でアップする後輩たちの姿に感心する一方「真面目だなあ」とも感じた。「当時はにぎやかに練習していた。野球はしんどいことが多いですが、メリハリを持って、明るく楽しく強いスワローズに戻っていければと思います」。夜には投手陣との個人面談にも加わった。最下位ヤクルトに、明るさと情熱を併せ持つ新風が吹き込んだ。【浜本卓也】
◆かけ声を方言で言えば
この日ブルペン入りした他投手なら和歌山出身の山本哲なら「いこら!(行こうぜ!、の意味)」。北九州市出身の木谷なら「やるばい!(やるぞ!)」で、兵庫出身の古野と徳山ならば「やったるで!」。




