楽天小山伸一郎投手(35)が、アジアシリーズでの「MVP」獲得に意欲を燃やした。7日、チームとともに岡山・倉敷に移動し、今日8日から5日間の直前合宿に入る。参加メンバーでは最年長。午前中にKスタ宮城を訪れ、準備を整えると「やるからには、MVP狙いますよ!」とやる気をみなぎらせた。
悔しさを晴らすためにも、チームを引っ張る。やる気満々な一方、「日本シリーズで貢献できなかったので」と小声で言った。シリーズでは2試合で2回2/3の登板だった。悲願のリーグ優勝を達成した今季、「星野監督の期待に何としても応えたい」と話していたが、成績は45試合で1勝4敗。防御率3・94と思い通りの結果を残せなかった。連続50試合以上登板も5年で途切れ、シーズン中にブーイングを受けたこともあった。「悔しいですよ、そりゃあ」。もどかしさでいっぱいだった。
だからこそ、アジア王者になるために、チームに貢献したい思いが強い。35歳のベテラン右腕は「フルで行きますよ。フル回転です」と中継ぎとして連投も辞さない覚悟だ。日本シリーズでMVPを獲得したのは後輩の美馬。投手陣をまとめる立場として、負けてはいられない。【斎藤庸裕】



