豪華対決が実現。日本ハムの来春キャンプ中の2月8日に、斎藤佑樹投手(25)と大谷翔平投手(19)の両先発で、紅白戦が行われることが11日、分かった。この日、秋季キャンプ地の沖縄・国頭でのミーティング終了後、厚沢投手コーチから選手へ、来年2月6、8日に予定の紅白戦登板投手が伝えられた。8日に、ドラフト1位同士のマッチアップが組み込まれた。

 栗山監督は来春のキャンプについて「2月1日から勝負」と話し、キャンプイン初日から火花を散らせる考え。厚沢コーチも「しっかりそこに向けて調整してくださいよ、ということ」と、早めに伝えた意図を説明。右肩痛で今季登板1試合に終わった斎藤と、投打「二刀流」継続ながら投手の比重を大きくしローテ入りが最低条件となる大谷。ともにシーズン最初の実戦マウンドとなるが、どちらにとっても結果が求められる一戦になる。

 斎藤はこの日、ランニングなどのメニューを消化。一方の大谷は、今キャンプ3度目のブルペン入りで42球を投げた。「バランスがよかったです。オフも普通にピッチングをしていきたいです」と、来春へ向けて、肩を休ませることはしないつもり。注目右腕同士の大注目の一戦がキャンプイン早々にやってくる。【本間翼】