ソフトバンク寺原隼人投手(30)が習得中の新球パームをほぼ自在に操れるレベルまでマスターした。17日ブルペンで111球、終盤はパームを中心に投げ込んだ。「正直難しいボールですが、感覚的にはどこで抜けばどこへ行くかわかった。まだ実戦で使えるところまではいきませんが」と笑顔。シーズン中悩まされた右膝の状態もよく、課題の下半身主導のフォームで緩急をつける球を覚える充実の秋となっている。