大補強の猛ゲキが飛んだ。ソフトバンク孫正義オーナー(56)が29日、都内のソフトバンク本社で秋山幸二監督(51)からシーズンの報告を受けた。「日本一をとらないといけない。常勝軍団を作ることが必要」と厳命し「投手の態勢づくりと打撃もさらにダイナミックになるといい」と補強について確認。2時間に及んだミーティングの中身の一端を、王貞治球団会長(73)が明かした。

 「とにかく補強を頑張れと。ルール上でとれる選手にはチャレンジしようと言われた。みんなもっとしっかりしろと激励された」

 FAで中日中田賢に続き日本ハム鶴岡の獲得も確実に。オリックスを退団する李大浩ら外国人補強にも積極的だが不足に映っているようだ。

 オーナーは移転するファーム本拠地にも言及。内容は企業秘密としたが「世界にも類を見ない施設を作りたい。選手が効率よく練習できる、最先端のもの」とのプランも披露した。