中日白井文吾オーナー(85=中日新聞社会長)が落合博満GM(60)のコストカットを絶賛した。20日、名古屋市内の本社で定例の球団役員会があり、収支の大幅黒字などが報告された。契約更改で8億円超を削減したことに、同オーナーは「経理担当者もゆとりがあります、本社にお金を借りなくていいと言っていた。安心。(カットは)キツ過ぎるぐらいだけどね」と大満足の笑み。小笠原、工藤のほか新外国人も格安で、カット分がほぼそのまま補強費に回せる計算だ。西山球団代表は年内の補強終了を明言した上で、「1年間何が起こるか分からない。戦力補強、カンフル剤投入に使えるお金はある」と、V奪回へ有効に使うことを明言した。