名付けてシエスタ打法?

 ソフトバンク柳田悠岐外野手(25)が今オフ昼寝にご執心だ。なまけてる?

 決しておふざけではありません。西戸崎合宿所での自主トレを終えると自宅ベッドに直行。「午前中に練習したら、2時間は昼寝をしています。体がスッキリします」。効果を実感して「シーズン中も試合前に眠れるといいんですが」とナイター時に導入できないか思案中だ。スペインなどにはランチ後にシエスタと呼ばれる昼寝の習慣があることで有名。それに近いルーティンを考えている。

 実は、侍ジャパン小久保監督も現役時代に大切にしていた調整法の1つ。試合前の練習後にシャワーを浴び、トレーナー室の空きベッドで約30分の仮眠をとっていた。バチッと目を覚ますと集中力と意欲がアップ。チームを引っ張る打撃につなげた。ホークスの大砲として「後継者」に指名され、今季4番も経験した柳田も小久保流シエスタでのし上がるかもしれない。

 ただ「結果が出ないのに昼寝するのも…」と周りの目が気になるのも事実。3年目の今季は104試合に出場し、打率2割9分5厘、11本塁打、10盗塁、41打点といずれも自己最高だった。ただ、発熱や右肩負傷もあってレギュラー定着はならず。持ち味である外国人選手ばりのパワフルなスイングと目の覚めるような飛距離で、まずは中堅のポジションをつかんで「昼寝権」を主張したいところだ。この日は完全オフ。たっぷり寝だめしたようだった。【押谷謙爾】

 ◆昼寝効果

 昨年2月、カリフォルニア大サラ・メドニック氏が「1時間半の昼寝は1晩分の睡眠に等しい」と発表。昼の1時から3時の間に30分から90分程度睡眠をとる「ちょっと寝」は、頭をリフレッシュし、創造力や知的能力を高め、疲労回復にも効果があるという。