「二刀流」ルーキーは、やはり規格外だった。日本ハム大谷翔平投手(19)が、2月1日のキャンプイン直前に、沖縄・名護に先乗りし、稲葉、金子誠らと合同自主トレを行う方向であることが2日、分かった。まだ高卒2年目の育成対象選手が、先乗り合同自主トレに参加することは異例中の異例。球団やチームの先輩が、大谷の力を1軍主力級だと認めている証しだ。

 日本ハムの沖縄・名護の先乗り自主トレは、稲葉や金子誠、陽岱鋼、過去には鶴岡、田中(レンジャーズ)など、1軍主力が集まり、キャンプと同じ環境、施設で汗を流す。その中に、大谷が仲間入りすることになった。

 大谷はルーキーだった昨年のキャンプは2軍スタート。終盤に1軍に合流したものの、名護でのキャンプはわずか数日しか経験していない。1軍スタートが決定している2年目のキャンプを快調に滑り出すためにも、同じ施設で先輩らと練習を行える“プレ入学”は大きなメリットといえる。

 そのキャンプでは、2試合目の紅白戦となる2月8日に、復活を期す斎藤と投げ合うことが決まっている。「キャンプは勝負をする場所だと思っています。(現在を)オフと思うのではなく、もう(勝負は)始まっていると思っている」。大事な2年目は、最高の環境で最高のスタートを切ることになる。