ソフトバンクは今オフに大型補強を敢行し、FA市場から鶴岡慎也捕手(32=前日本ハム)を獲得した。

 鶴岡にはバットにも期待が集まる。日本ハム時代ダルビッシュ(レンジャーズ)の専属女房として活躍。守備の人のイメージが強いが、昨季は114試合に出場し打率2割9分5厘、2本塁打、26打点と打っている。「下位を打つことが多いので僕がつなげれば得点力が上がる。つなぎの部分をしっかりやっていきたい」と役割は分かっている。

 昨季は細川、山崎(オリックス)ら5人の捕手を起用したが、5人合計(代打出場含む)で431打数90安打、わずか2割9厘しか打てなかった。昨季打率、本塁打、打点とすべてリーグ1位だったが順位は4位に沈んだ。鶴岡がつなげばさらに効率よく得点力が上がるはずだ。ベテラン細川、4年目の強肩山下との正捕手争いは厳しい。変動年俸制の4年契約、年俸2億5000万~最大5億円+出来高の大型契約で九州に帰ってきた鶴岡がより攻撃的な打線にする。

 ◆鶴岡慎也(つるおか・しんや)1981年(昭56)4月11日、鹿児島県生まれ。樟南2年春と3年夏に2度甲子園出場。3年夏の大会では準決勝に進出した。三菱重工横浜硬式野球クラブから02年ドラフト8巡目で日本ハムに入団。09年ゴールデングラブ賞。12年ベストナイン。通算767試合、打率2割4分1厘、11本塁打、174打点。177センチ、77キロ。右投げ右打ち。