守護神返り咲きは“マー君スプリット”がカギだ。楽天青山浩二投手(30)が、今年の目標を「クローザーを奪い取る気持ちで臨みたい」と宣言した。昨季は開幕から抑えを任されたが、安定感を欠き、5月からは中継ぎに回った。守護神不在の要因となっただけに、「体を作り直して、クローザーになりたい」と、今季にかける意気込みは強い。

 課題は落ちる球だ。シーズン終了後、星野監督から「来年までにフォークの精度を上げるように」と宿題をもらった。ヒントとなるのが田中のスプリットだ。握りを教えてもらい「参考になる。狙って、速い球を落とせたら」と意欲を語った。もっとも、キャッチボールで田中相手にスプリットを投げたところ、「首をひねられました」と習得にはもう少し時間がかかりそうだが、強力な武器となるのは間違いない。

 昨年12月の契約更改で、目指していた「1億円プレーヤー」となった。30歳となり、チームの中心選手でもある。「連覇して、またファンに喜んでもらいたい」と勝負のシーズンに臨む。