日本ハム栗山英樹監督(52)が5日、「トーナメント方式」の厳格な戦力見極めプランを明言した。今日6日の紅白戦から実戦がスタート。オフのこの日、「明日、1発でダメということもある」とわずか1試合で、即2軍降格という可能性があることも示唆した。若手主体で1軍メンバーを構成している今キャンプ。「(選手の状態上向きを)待っていると間に合わなくなる」と新チーム編成へ早急に着手する。

 リフレッシュの散歩を終えると、大好きなコーラでのどを潤し、熱く語り出した。「若い選手はサバイバルだから」。実戦序盤は結果ではなく「一生懸命やっているか」。姿勢をチェックし、怠慢プレーなどが見受けられれば容赦なく決断を下す。早期からバントなど小技の精度もテストする予定で、本番モード全開。「プロに平等はあり得ないから」と明確な優劣もつけていくことになりそうだ。