右肩の違和感により2軍の宮崎キャンプで調整する巨人沢村拓一投手(25)が21日、キャンプ初日以来、20日ぶりにブルペンで21球を投じた。まだ立ち投げだったが、ボールには威力があった。沢村は「生意気に聞こえるかもしれないですけど、自分は開幕1軍に当然いるつもりです。だからこそ、今2軍でやらせてもらっている」と開幕1軍を目標に置いた。

 リハビリ期間中に、投球時のテークバックを重視するようになった。トレーナーからの助言とビデオを見て、自らのフォームと向き合った。痛みを治すのではなく、痛みを生じさせないフォームをもう1度、作り直すためだ。

 沢村

 右肩が内に入りすぎて、振り下ろす時に無駄な力が、かかっていた。そこが痛みの原因でした。そうではなく、正面から小さい振りでも投げられるのかが大事。痛みが取れても、駄目な投げ方をしていれば、意味がない。

 だからこそ、がむしゃらに投げるのではなく、1球1球、時間をかけて肩の開きと腕の振りを確認した。この日も全体組とは離れて、トレーナーと自身の映像を分析。キャッチボールから動画で、フォームを解析した。近く変化球も試すつもりで、今クール中に再びブルペン入りを予定する。「1日も無駄にできる日はない」。全ては、1軍に戻るためだ。【栗田尚樹】