昨季パ・リーグ本塁打王に輝いた日本ハムのミチェル・アブレイユ内野手(35)に、お灸が据えられた。別メニュー調整3日目の21日、トレーナー陣の監視下に置かれることが決定した。原因は大幅な調整不足。明らかな体重オーバーが決め手となった。「開幕には合わせていくよ」。どこまでもスローペースな助っ人の心と体にメスが入る。
意識改革から始めていく。この日、しびれを切らした中垣トレーニングコーチらが目を光らせる中、強制的に体幹トレーニングやストレッチに励んだ。キャッチボールでは軽く投げるので精いっぱい。今キャンプ合流遅れの「優遇措置」を受けたにもかかわらず、仕上がり不足を露呈。石黒チーフトレーナーは「本人の自覚の問題。あとは1日1日確認しながら強度を上げていきたい」と狙いを明かした。
1年前の危機感を取り戻す。今季は同じキューバ出身で左の大砲ミランダが加入。レギュラー候補の呼び声が高い強力なライバルが現れた。アブレイユは昨季キャンプ中にテスト入団した高いハングリー精神の持ち主。「体幹やストレッチを多めにやっていくよ」。ムチを入れられたアブちゃんのキャンプ本番は、まだ先になりそうだ。【田中彩友美】




