<オープン戦:楽天12-6ヤクルト>◇15日◇静岡
ヤクルトの「ライアン」小川泰弘投手(23)が、初の開幕投手に向けて不安を露呈した。全体的に球が高く、修正できないまま5回を9安打7失点。「いつも通りの投球をしようと思ったが、少し空回りしてしまった」と唇をかみしめた。
内容も厳しいものだった。昨季はリーグでワースト3位となる16盗塁を許し、今オフは「けん制とクイック」に磨きを掛けてきた。成果を見ようとけん制球は9度も投じたが、1盗塁を許した。「間の取り方が良くなかった」と反省。クイックもスピードこそ上がったが制球が定まらず「体が前(打者の方)に行く時に肘が上がっていない」とフォームの崩れを実感した。手応えをつかみつつあった取り組みに課題が見つかり「もう1度しっかり練習していく必要がある」と厳しい表情を見せた。
5日のオリックス戦後、開幕投手を通達された。そこまで計5回無失点と完璧だったが、開幕投手決定後の初登板で打ち込まれた。「(開幕投手は)初めての経験だし気負いすぎてもいけない。でも、どうしてもそういう気持ちが出てきてしまう」と大役の重圧を初めて知った。3月28日のDeNA戦(神宮)まで登板はあと1回の予定。「今日は収穫だと思います。修正したい」との短い言葉に決意を込めた。【浜本卓也】



