<中日1-6広島>◇29日◇ナゴヤドーム
初の「オレに代打」も実らず、谷繁中日はまさかの連敗発進となった。谷繁元信兼任監督(43)は「打つ球は間違ってないんだけど、みんなタイミングが合っていなかった」と苦い表情だった。
2点を追う8回。この日無安打の指揮官は、自分に代えて小笠原を代打に送った。だが、最後まで振るわず1点止まり。本拠で新人九里に初登板初勝利を献上し、最後も新人西原に締められる屈辱負けとなった。
谷繁監督は自身への代打について「チームが勝つために普通に考えただけ。その試合その試合でベストを尽くす」と淡々と説明した。かつてヤクルト古田兼任監督が「代打オレ」で話題を集めたが、「オレに代打」は珍しいケース。森ヘッドコーチは「監督が決めること。回と点差を考え(小笠原に)準備させていた」と明かした。
そんな決断もむなしく、チームはこれで2年連続の開幕連敗。初白星が欲しい指揮官は「連敗も連勝も野球の中ではある」と次戦へ気持ちを切り替えた。もちろん負けじ魂にも火が付いた。レギュラー8人全員にヒットが出るなど兆しはある。「1つ取りたい」。力強く3連敗阻止を誓った。



